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クリニックのブログ
病児保育室かんがるーむのブログ
新型コロナは第7波収束したかと思ったらすぐに第8波の兆しが見えてきました。ただし現在の当院の印象としては少し増えてきたのかなあ、という程度です。しかしながらインフルエンザの感染者も久しぶりに出てきていますので今後はインフルエンザとの同時流行が現実になるのかと危惧しております。
現在5歳から11歳までのワクチン接種を当院でも行っております。接種している印象としては大人より副反応が軽い感じです。しかしながら接種しても罹患した方もいます。幸い重症にはなっておりませんが、ワクチン接種をしたから重症にならなかったのかどうかは不明です。
この度6ヶ月から4歳の接種も開始されることになりました。5歳以上のワクチンも同様ですが従来株でオミクロン株対応ではありません。抗原量は大人のワクチンの1/10(5歳以上のワクチンは1/3です)ですので、副反応は軽いことが予想されます。接種の効果はもちろんあるものの大人も同様ですが接種しても絶対に罹患しないということではないと思います。
現在の流行を抑えるためにはマスク、手洗い、うがい、換気に加えてワクチン接種です。でもワクチン接種しても罹患することもあるしなあ。罹患しても2.3日寝ていれば治るしなあ。と思うと接種を迷う方も多いことでしょう。
オミクロン株の流行とともに多くの子ども達がコロナに罹患しました。その中のごくわずかの方達の診察に当たらせていただいた印象は、2.3日とはいえかなり高熱でつらいこと、また熱性けいれんを起こしている方が通常の風邪に比べると明らかに多くみられることです。なかには重症化して不幸にも命を落とされたお子さんもいらっしゃいますが、私が診察させていただいた方々は幸い重症化することなく療養を終えられました。
ワクチン接種を強要するつもりは全くありません。診察の時に「どうしたらいいですか?」と尋ねられることもありますが、正直よく分かりません。副反応を心配されている方も多いと思いますが、長期的には分かりませんが短期的な副反応は軽いと思います。でも絶対必要かと言われると分かりません。ただし接種したいと思われる方には協力させていただきたいと思います。
少しおそくなりましたが12月半ばから接種を開始することにいたしました。ご希望の方は電話にて予約をお願いいたします。
2022年11月12日
9月26日から重症リスクのある方以外の新型コロナ感染の医療機関からの発生届の提出がなくなりました。当院では高齢者の診察を行っていないためほぼ全ての方が発生届提出の対象にならなくなります。不安に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、療養期間中に何か具合が悪くなった時、連絡すれば行政も動いてくれますし、診療時間内でしたら当院で責任を持って対応させていただきますので特に心配されずに安心して療養してください。
幸いなことに患者数も落ち着いてきました。最近は気温の変化が大きいために風邪をひいて調子をくずす方が多い印象です。体温調節も難しいと思いますが、食事と睡眠をしっかり取って体調管理をしていきましょう。
10月19日から当院でもインフルエンザの予防接種を開始いたします。南半球で夏にインフルエンザが流行った年は北半球で冬に流行すると言われており、今年はオーストラリアでインフルエンザの感染が多かったとのことです。
最近2年間インフルエンザが全くいませんでしたが、今年は流行する可能性がありそうです。2年間感染しなかったために多くの人の免疫が落ちている可能性も考えられるため正直怖いなあ、と思っております。コロナと違い薬はありますが、大流行すると薬が足りなくなる可能性もあります。ワクチンで感染のリスクがなくなるわけではありませんが、なるべく多くの方に接種していただき少しでも感染を抑えたいと思います。今年はワクチンの流通は問題なく、供給量は十分あるとメーカーから伺っております。他のワクチン接種も含めて計画していただければと思います。
2022年9月27日
7月から8月にかけての全国の小児科が異常事態の忙しさに見舞われておりました。当院ももれなく異常事態となり、受診希望の方をお断りする事態が発生しご迷惑をおかけしておりました。
先週夏休みをいただき「休み明け、どうなることか」と思っておりましたが、診療を再開後だいぶ平常を取り戻しました。新型コロナの感染は相変わらず多いですが、夏休みもあり他の感染症が減ってきたようです。
ブログに「大変です(泣)」と載せてしまったせいで、受診を遠慮された方もいらっしゃったようで大変失礼いたしました。このまましばらく皆さんの体調も落ち着いて、平常通りの診療が続いてくれることを祈っております。
夏休み、コロナに罹患されてどこにも遊びに行けず療養期間でつぶれてしまった方も多いと思います。第5波、第6波と同じように、時間経過とともに第7波もそろそろ収束していくことでしょう。夏休み後は運動会、遠足など行事も多いことと思います。夏休み楽しめなかった方も9月以後の行事が通常通り楽しめることを期待したいですね。
2022年8月16日
7月に入ってから具合の悪い方が増えているようで、毎日診療を希望する方が多く大変混み合ってしまっております。
新型コロナが増えていることもありますが、それ以外にもいろいろな感染症が多く高熱や咳などでつらそうな子が多く見られます。特に今年多いのが「ヒトメタニューモウィルス」というちょっと聞きなじみのない感染症です。人によりますが発熱、咳、鼻水を主体とした症状で熱が4.5日上がったり下がったりします。診断は迅速検査となりますが、陽性の場合でも特に薬はなく対症療法のみとなります。熱が続くと心配になりますので検査をして診断名をつけることは大切なことですが、軽症の方は「保育園で流行っているからうちの子もそれかしら」くらいに思って様子を見るのもありだと思います。
最近の診療は新型コロナの検査やヒトメタなども感染症の検査も多く、ひとりひとりに時間がかかるため進みも悪くなり、タイミングが悪いと院内での待ち時間がとても長くなってしまい本当に申し訳なく思っております。また、診療を希望していただいた方もお断りをしてしまうことも多く心苦しい限りです。
できる限りさせてもらいたいとは思っておりますが、1日診療の日は20時過ぎまでかかってしまったり、半日の日も15時頃まで診療が続く有様です。スタッフが体調を崩してしまうと今の診療すら続かなくなってしまうので、今後も継続的に診療を続けていくためには、今が精一杯という状況です。WEBでの予約もすぐに埋まってしまいご迷惑をおかけしております。
本当に異常事態だと思います。こんな状態が早く落ち着くことを祈るばかりです。
大切なお子さんが具合悪い時に受診できないのは本当に不安だと思います。本当にごめんなさい。
できる限りさせていただきたいと思っておりますが、しばらくはご迷惑をおかけしてしまいそうです。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
2022年7月21日
ゴールデンウィークが終わって新型コロナの感染が心配でしたが、予想に反して感染者が増えることなく、今年は久しぶりに運動会や修学旅行などの学校行事もほぼ平常通りに行われているようで本当によかったです。
しかし一方で風邪を引いて体調をくずしている方は多くみられます。特に集団生活1年生は鼻水ずっと、熱を出して呼び出し、という方がたくさんいらっしゃいます。咳や鼻水が出たら必ず薬が必要か、と言われたら答えは「NO」です。受診してお渡しできるのは痰を切ったり鼻水を抑えたり程度のお薬のみです。特に咳は痰を出したりするためにするものですので咳止めは服用しない方が良いです。また薬を服用してもなかなかよくなるものではありません。夜咳や鼻水で眠れない、食事が取りにくいなど日常生活に支障を来している時は薬を服用して少し楽になればと思いますが、それ以外はあえて服用する必要はないと思っています。できたら薬を飲み過ぎることなく自分の力(自然免疫)でよくしていきたいものです。かといって我慢しすぎて悪化してしまうこともありますので、心配でしたらいつでも受診していただきご相談ください。様子を聞かせていただき不要なお薬は処方しないようにしていきたいと思います。
集団生活を始めてしばらくはびっくりするほど次から次へと風邪をもらい具合が悪くなり、仕事も気になり悲しくなることもあると思います。人によりますが、1年から2年もすれば強くなっていきます。調子の悪い時は無理せずゆっくりさせてあげてください。病児保育室は調子の悪いお子さんをひとりひとりの体調に合わせて保育しております。子育てもお仕事も頑張っているお父さん、お母さん達のお役に立てると思いますので困った時はいつでもお問い合わせくださいね。
2022年6月2日