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クリニックのブログ
病児保育室かんがるーむのブログ
忙しくしている間にブログも途絶えておりました‥‥
5月8日に新型コロナが5類の感染症になりました。マスクを外すことも多くなり通常の生活に戻ってきたせいでしょうか。最近は体調を崩しているお子さんが非常に多くなっております。特別に流行っている感染症があるわけではありませんが、小学生以上はインフルエンザA型の方が多いです。5月にインフルエンザで学級閉鎖なんて異常な感じですよね。インフルエンザも季節性のものではないんだな、と感じております。コロナも少し増えてきています。
乳幼児さんはヘルパンギーナ 溶連菌 アデノ RS 胃腸炎 となんでもいます。そして最も多いのは「風邪」です。特に鼻風邪がひどく結膜炎、中耳炎になっているお子さんが多数みられます。そしてご両親もこどもの風邪をもらってつらそうな感じです。
何でこんな風邪の方が多いのかと考えてみると‥ ここからはあくまでも私見ですが。
3年間コロナ対策としてマスク、人との接触を避ける、こまめに消毒をする、という生活をしていたため風邪をひく機会が少なく免疫力が低下したんだと思います。生きていく上で風邪ウィルスを避けていくことは不可能です。少しずつウィルスに暴露されながら体を病原体に慣らしておくことはとても大事なんだと思います。
よく「先生はどうして風邪をひかないんですか?」と聞かれることがあります。私だけでなく多くの小児科医は風邪をひきません。なぜかというと常に風邪の方と接しているので風邪に対する免疫力がついているんだと思います。
今は体調が悪くてつらいと思います。でも風邪を繰り返すことで徐々に体が強くなっていくと思ってください。
持病があって免疫状態が低下している方は別ですが、一般の方はある程度コンスタントに風邪をひくことも大事なことです。
ウィルスを除去することばかり考えずによい睡眠 バランスのとれた食事、適度な運動を心がけ、風邪を引いた時に重症化しないように気をつけていきましょう。
2023年6月3日
4月になりましたね。今日は久しぶりにいい天気の土曜日になり、少し散りかけましたがお花見にいい一日でしたね。受診される方々の服装も軽やかになり春を感じられます。
入学入園、そして進級される皆さん、ご家族の方、おめでとうございます。私個人としては無縁になってしまいましたが、診療の中で皆さんの新しい生活へのわくわく感のお裾分けをいただき、一緒に新たな気持ちになることができています。
特に今年は新型コロナの感染者数も減り、マスクの推奨もなくなり、コロナ前の生活を取り戻しつつあるので余計に開放された気持ちになるのかもしれませんね。今までできなかった行事、友達との交流などたくさんのことを経験して元気に成長してほしいものです。
でも、時に体調くずしたり、うまくいかなくなって悩んだりすることもあると思います。困った時はいつでもご相談ください。医師として、子育ての先輩としてお役立ていただければ幸いです。私だけでなく看護師、受付スタッフ、そして保育士もサポートさせていただきます。
クリニックは受付スタッフを増員し今まで以上に皆さんのご要望に応えていけるように努めております。何かお気づきの点がありましたらいつでもお知らせいただければと思います。
そして4月からは横須賀市の方の公費の予防接種も行えるようになりました。普段かかりつけにしていただいている方で予防接種だけ横須賀の施設に受診されている方がいらっしゃいましたらぜひご利用いただければと思います。
おかげさまでクリニックは開院15年を迎え、16年目に入りました。今後も皆様と一緒に成長していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
2023年4月1日
新型コロナウィルスに影響を受け始めてから3年が経ちました。3月13日からマスクの着用が個人判断になり、5月8日は5類相当の感染症として取り扱いを変更するなどやっと元通りの生活へ少しずつ移行する方向が見えてきました。実際最近はコロナの感染はかなり少なくなり、インフルエンザが増えています。最近は検査するとコロナ陰性、インフルエンザ陽性という方が多くなっています。今のところ爆発的な流行というレベルではありませんが、今後も状況に注意が必要です。
「コロナ陰性でインフルエンザが陽性です」とお話しするとほっとしている雰囲気の方が多くいらっしゃいます。確かにコロナは社会的な制約(濃厚接触者など)が強く、仕事など困ることが多くありますが、インフルエンザもとても感染力の強い感染症です。お薬はあるとはいえ、みなさん高熱でとてもつらそうです。小さいお子さんは熱性けいれんを起こしたり脳症を起こして重症化することもありますので注意が必要です。
よく熱が上がってすぐに検査しても陰性になってしまうこともある、と言われますが、39℃前後の高熱の場合は発熱後数時間でも反応がしっかり出ることが多い印象です。状況に応じて判断していきますので、熱でつらいようでしたら早めに受診してください。
そして今年は花粉症の症状がつらい方が多そうです。基本的には花粉が入らないようにすることが大切ですので家に帰ったらすぐに顔を洗い、お風呂に入ってしまうのもいいと思います。洗濯物は部屋干しにしましょうね。あとは内服、点眼薬、点鼻薬などで症状の緩和ができればと思います。つらい方は是非ご相談ください。
2023年3月2日
今年最後の診療が終わりました。本年も大変お世話になりました。
今年は1月末からのオミクロン株流行が始まり、それまで新型コロナは大人が中心の感染症でしたが一気にこどもが中心の感染症に移行しました。当院も新型コロナ感染の方が増え、ばたばたした毎日になってしまいました。その後7月頃には第7波とともにRSウィルス、ヒトメタニューモウィルスの感染も流行し、受診希望の方であふれてしまい皆様には本当にご迷惑をおかけしました。
そして現在第8波とともにインフルエンザの流行が始まりました。最近2年間は「インフルエンザはどこにいってしまったのか」と思うほど感染者が全くいませんでした。しかし今年は夏に南半球で流行していたため冬になると北半球の日本も流行るのかな、と危惧しておりましたら実際に流行してきました。まだCOVID-19が主流ですが、同時検査キットで検査しているとインフルエンザA型が陽性になる方がちらほら出てきています。年明けには本格流行になるのかと思うととても心配です。
インフルエンザワクチンを接種していれば絶対かからないわけではありませんが、少しでも感染のリスクを減らすために接種をおすすめします。今年はワクチンの在庫が十分にありますので、当院でも1月末まで接種を行っております。ご希望の方は早めに予約をお願いいたします。
年末年始、新型コロナの感染、インフルエンザ、そして胃腸炎も流行しており具合の悪いまま不安な年越しをされる方も多いと思います。水分補給をしっかりしてゆっくり休んでくださいね。
来年は少しでもいい年になりますように。お子様たちの健やかな成長のお手伝いができれば幸いです。
本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
2022年12月28日
新型コロナは第7波収束したかと思ったらすぐに第8波の兆しが見えてきました。ただし現在の当院の印象としては少し増えてきたのかなあ、という程度です。しかしながらインフルエンザの感染者も久しぶりに出てきていますので今後はインフルエンザとの同時流行が現実になるのかと危惧しております。
現在5歳から11歳までのワクチン接種を当院でも行っております。接種している印象としては大人より副反応が軽い感じです。しかしながら接種しても罹患した方もいます。幸い重症にはなっておりませんが、ワクチン接種をしたから重症にならなかったのかどうかは不明です。
この度6ヶ月から4歳の接種も開始されることになりました。5歳以上のワクチンも同様ですが従来株でオミクロン株対応ではありません。抗原量は大人のワクチンの1/10(5歳以上のワクチンは1/3です)ですので、副反応は軽いことが予想されます。接種の効果はもちろんあるものの大人も同様ですが接種しても絶対に罹患しないということではないと思います。
現在の流行を抑えるためにはマスク、手洗い、うがい、換気に加えてワクチン接種です。でもワクチン接種しても罹患することもあるしなあ。罹患しても2.3日寝ていれば治るしなあ。と思うと接種を迷う方も多いことでしょう。
オミクロン株の流行とともに多くの子ども達がコロナに罹患しました。その中のごくわずかの方達の診察に当たらせていただいた印象は、2.3日とはいえかなり高熱でつらいこと、また熱性けいれんを起こしている方が通常の風邪に比べると明らかに多くみられることです。なかには重症化して不幸にも命を落とされたお子さんもいらっしゃいますが、私が診察させていただいた方々は幸い重症化することなく療養を終えられました。
ワクチン接種を強要するつもりは全くありません。診察の時に「どうしたらいいですか?」と尋ねられることもありますが、正直よく分かりません。副反応を心配されている方も多いと思いますが、長期的には分かりませんが短期的な副反応は軽いと思います。でも絶対必要かと言われると分かりません。ただし接種したいと思われる方には協力させていただきたいと思います。
少しおそくなりましたが12月半ばから接種を開始することにいたしました。ご希望の方は電話にて予約をお願いいたします。
2022年11月12日